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PUNCTUM TIMES

PUNCTUM TIMES
発行:PUNCTUM
寺本一生が編集・発行を手掛ける輪転機で印刷される新聞作品集シリーズ。2006年のスタート以来、写真家、デザイナー、詩人など多彩な表現者を取り上げている。No.10(2009年11月発行)以降はタブロイド判にて一人の作家をフューチャーする形式となる。

『No.3 特集:熊野』
2006年12月
544×405mm
16ページ
熊野特集として、鈴木理策インタビュー(聞き手:竹内万里子、寺本一生)と作品6点、中上健次、中上紀、吉増剛造のテキストを収録。

『No.4 特集:鈴木理策』
2007年9月
544×405mm
16ページ
東京都写真美術館での個展「熊野 雪 桜」開催を記念して発行された特集号。〈海と山のあいだ〉〈SAKURA〉〈White〉の3つのシリーズから5点を掲載。鈴木理策インタビュー(聞き手:竹内万里子、後藤繁雄)、大森克己をゲストに迎えた東京藝術大学での講義採録など。

『No.12 遠野』
2010年4月25日
405×273mm
16ページ
柳田国男の『遠野物語』に満ちている幻視的な世界に惹かれ、岩手への旅を重ねて撮影したシリーズ。カラーページとモノクロページが混在する新聞作品集の特徴をいかして実験的なシークエンスを構成している。オリジナルは全てカラーネガで撮影。写真図版14点と作家のコメントを掲載。

『No.14 写真分離派宣言/鈴木理策・鷹野隆大・松江泰治・倉石信乃・清水穣』
2010年12月11日
405×273mm
16ページ
グループ展「写真分離派宣言」(2010年12月11日~2011年1月30日、NADiff Gallery)の開催に際し特別版として刊行。

『No.21 震える火/The Flare』
2015年7月18日
405×273mm
16ページ
インドネシア・バリ島ナギ村で新年前夜に行われる悪魔祓いの儀礼<サンギャン・ジャラン>と大分県の国東半島に伝わる<ケベス祭>。ふたつの祭礼を撮影した写真による炎についての作品集。写真図版13点と伊藤俊治による書き下ろしテキストを掲載。